成年後見制度とは、認知症、知的障害、精神障害などにより物事を判断する能力が十分でない人に対し、その本人の権利を守る支援者(成年後見人)を選び、本人を法律的に支援する制度であり、法定後見制度と任意後見制度からなります。
※詳細はブログをご覧ください
法定後見制度には、後見、保佐、補助と種類があります。 成年被後見人(本人)は日常生活に関する行為は、成年後見人の許可は必要なく、後見人による取り消しも出来ません。生活用品を買うなどは自由に出来ます。それ以外の行為は単独では出来ず、後見人等の取り消し対象になります。
被保佐人(本人)は保佐人の同意を必要とする行為が決められてます。借金したり、不動産売買したり、保証人になったり等。保佐人の同意を得ず行った行為は取り消し可能となります。
被補助人(本人)は補助人の同意を得て行う行為が決められており、同意を得てない場合は取り消しの対象となります。
不動産売買におきましては、この点の確認を怠らない必要があります。 また、未成年者も同様の扱いが多く、例えば金銭消費貸借契約をしてお金を貸した場合、取り消しされると、貸したお金の現に利益を有する分(残り)しか取り戻せません。 100万円貸して、相手がギャンブルで90万円浪費してたら、10万円しか返してもらえません。
----------------------------------------------------------------------
ユウワ株式会社
住所:千葉県君津市西坂田1-2-13
電話番号:0439-27-1986
----------------------------------------------------------------------
NEW
-
2024.12.03
-
2024.11.25不動産を相続したが登...不動産を取得した相続人などは、所有権を取得した...
-
2024.11.21相続した不要な土地を...相続などで取得した不要な土地を手離し、国庫に帰...
-
2024.10.08ADR制度ADRとは裁判以外の方法で解決を図る制度です。その...
-
2024.10.012世帯住宅と小規模宅地...2世帯住宅を建て、被相続人(亡くなった方)とそ...
-
2024.09.24任意後見制度任意後見制度は、将来、判断能力が不十分になった...
-
2024.09.17相続放棄と遺留分放棄相続放棄は相続が発生しないと出来ませんが、遺留...
-
2024.09.09相続に関して民法と相...民法と相続税法では扱いが違う。 ...
VIEW MORE